2011年9月5日月曜日

【映画】 コララインとボタンの魔女

3D版がメインらしいのだが、そちらは見ていない。
色々な方の話を散見するにすこぶる評判は良いようだ。
以下2D版のお話、、、、

■ナイトメア・ビフォア・クリスマスの片鱗を感じられる作品

監督はあの偉大なる傑作「ナイトメア・ビフォア・クリスマス(以下NMBC)」のヘンリー・セリック氏。
NMBCはティム・バートンの原案・デザインの作品であり、ティム・バートンの出世作として世に知られている為、監督のヘンリー・セリック氏の影が薄いのですが(題名が度々「ティム・バートンのNMBC」となっている)、今作「コララインとボタンの魔女」を観ればNMBCの息吹はヘンリー氏無しには成り立たなかったのだと、痛感させられました。

この作品にはあきらかに、ティム・バートン氏の「コープス・ブライド」には無かった禍々しさと、得体のしれない毒があります。

■ティム・バートンのコープス・ブライドに不満を持った方ならときめく事間違いなし

アマゾン等のレビューをみるに、「コープス・ブライド」は大絶賛する方が多いようですので、私のように不満をもたれた方は少ないのかもしれませんが、NMBCと比べて何か物足りない。満たされない。と感じた方は是非鑑賞して欲しいです。

「コララインとボタンの魔女」には、NMBCで感じられた独特の禍々しさと美しさがあります。
私が最近のティム・バートン作品に感じていた、映像やアートとしては美しいし、素晴らしいのだけれど何か物足りない。”何か”を鋭く指摘されたようでハッとなりました。

■子どもは映像に釘付け

うちの子供はNMBCが大好きなのですが、「コープス・ブライド」の反応は非常に鈍かったです。
ところが、今作「コララインとボタンの魔女」を鑑賞するに当たっては、カップ・アイスを食べながらの鑑賞だったのですが、アイスがドロドロに溶けてしまう程に画面に釘付けでした。

ストーリーの大まかな内容をザックリ紹介すると、「お菓子上げるよ」っと知らない優しそうな人に声を掛けられてホイホイついて行ったら大変な目にあうよ!?

っと言った感じのものですので、子どもには良い薬になったかもなとほくそ笑んでおります(苦笑
鑑賞後、母親にギューっと抱きついておりました(笑

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