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2014年3月15日土曜日

アナと雪の女王 【批評】

■総評
鼻水出るほどよかった。
特に、オープニングからテーマ曲である「Let It Go」をエルサが歌うまでの流れがかみがかっていました。

この時点では、この映画の評価をSランク認定と断言したい気持ちでいっぱいでしたが、OPからの流れが圧倒的に良かっただけに、中盤から若干盛り下がったというか、エンディングにかけてはきもち微妙に感じました。

後半は若干微妙とは言いつつも、全体的に見て傑作といって差支えないと思います。
昨今の映画にしては珍しく、ミュージカル色がかなり濃いので、私のようにミュージカル好きには至高ですが、ミュージカルに抵抗がある人には、かなり残念な映画となるかもしれません。

スタッフロール後にちょっとした映像があります。
見たからといってどうって事は無い内容ですが、気にする方は最後まで見ましょう。

■音楽クリップが至高
テーマ曲である「Let It Go」は当然の事ながら、ミュージカルナンバーがどれも強烈です。

オープニングナンバー「氷の心」は予備知識として全く知らない楽曲でしたので、正直衝撃的でした。また、予備知識としては知っていた「雪だるまつくろう」はストーリーを通して聞くと身悶えるほどの名曲です。

Let It Goなのですが、私は松たか子さんのヴァージョンのほうが好きですね。


サントラの購入を真剣に考えてるわけですが、松たか子さんバージョン入ってないんですよねー・・・。つか、日本版のサントラは無いようなので、それが少し残念です。こんな事をミュージカル作品で思うのは初めてのことです(笑

※追記http://www.disney.co.jp/records/soundtrack/ANTCD-11042.html
日本語版のサントラ発売が緊急決定した模様。私同様、日本語版が良い!って思った方が思いの他多かったみたいですね。

■残念な諸々
以下気持ちネタばれ

・原因と結果の説明が無い
1.エルサだけがなぜ魔法を使えるのか?
2.エルサの魔法のせいで国が滅びかかったが、それは何故か?
3.最終的にエルサの魔法を解くことができたのは何故か?

大雑把に上記三点の説明がその場の勢いで片付けられてしまった感があります。
割と物語の重要な要素だと思うのですが、あんまりにも投げっぱなしな感じがして少し釈然としません。

エルサの魔法を解く鍵ってのが「真実の愛」ってのは作中語られてますが。この説明が何とも投げやり臭が半端ないといいますか、、、だって、過去のアナとエルサのことを思うとそれだけでは到底合点がいかなくないっすか?

「塔の上のラプンツェル」ではかなり丁寧に描かれていた魔法の理由が(スタッフが同じらしい)、今作では恐ろしく適当なので、恐らく意図的に説明を省いたのだとは思いますが、ちょっとねーっといった感じです。

・悪者を作らなくてはならなかったのか?
「とびら開けて」という劇中歌があるのですが、これがまた超素晴らしい曲なんです。
残念なのは、この歌を終劇後心から楽しめないって事です。

作中に悪者を作らなくてはならなかったのかが若干微妙に感じてます。
みんな良い人では駄目だったのですかね?まー良いんですけど。

上記した魔法の件でもそうなのですが、戦わなくてはならない相手ってのがどうも見えにくいと言うか釈然としません。

思わせぶりな魔女が出てきて、伏線っぽく王国のペンダントを登場させつつ結局何でも無かった「メリダとおそろし森」と同程度に全体としてのストーリー構成に難がある感じです。

オープニングこそ、様々な要素が新鮮に感じられ感動を誘いますが、最終的に「結局なんだったの?」で終わるのでは、スッキリしない感じです。

■要するにミュージカル映画です
ミュージカルってのは基本的にその場のその一点の感情を爆発させる傾向にあると思います。
故に、一つのシーンがよりいっそう象徴的に印象に残るのですが、反面全体の骨子がボヤケル傾向にあると思います。特に楽曲が良ければ良いほど、楽曲の影響力に支配されて、楽曲は覚えてるけど、肝心のストーリーの内容はサッパリ覚えられないみたいな事が多々起こります。

で、今作は割り切ってその場の感情の爆発を優先した結果、全体の骨子の説明を大幅に削ってるきがします。

アナとクリストフの関係性も、もう少し膨らませても良かったんじゃねーの?っと思うのは私だけではないと思います。

せっかく楽曲がどれも珠玉なのに、ストーリーラインにわだかまりが残るのは少し勿体無い気がします。

■半端になってるのはストーリーの途中変更が影響?
悪役だったエルサを変えた『Let It Go』 『アナと雪の女王』に隠された真実
http://thepage.jp/detail/20140424-00000008-wordleaf

楽曲に引っ張られて、ストーリーラインが変更された経緯があるのだそうです。
全体的に見て、ストーリーラインに細かな欠陥が見受けられるのは、この点が大きいのかもしれませんね。

■特別映像
ショートストーリーが公開されてたのではっときます

2013年8月5日月曜日

モンスターズユニバーシティ 観てきたよ!

Pixer最高傑作!っかは解らないけれど、間違いなく傑作映画。
個人的にはトイ・ストーリー3に匹敵するといっても言い気がしてます。

■やっぱPixerは最高だ!
前作のメリダがあまりにも酷いデキだったので、正直一抹の不安はありました。

鑑賞に当たって物語の展開的に、”う~~ん”っと疑問符を持った瞬間がありました。
ですが、実はその疑問符が見事な物語の伏線となっていたりっと、いやぁーーーースゲェ。やっぱPixerですよ。コレゾPixerってな内容の作品です。

■じんわりと泣ける
シナリオが素晴らしい・・・。
後半の展開は本当にイイ。

今までありそうでなかったと言うか、やろうとした脚本家は居ただろうけどそう簡単にまとめ上げられなかったであろう展開を本当に綺麗にまとめています。

号泣するほどの瞬間はありませんが、じんわりと涙で画面が曇ります。

■才能とか夢とか・・・
自分の目指す夢に対して、自身の絶対的な能力不足ってなモノにぶち当たる瞬間ってのが世の中にはあるものです・・・。

その夢に対して、自身の足りないものをどう補っていくのか?
そのひとつの方法論ともいえるものが今作には丁寧に描かれています。

■完璧じゃなくても良い
自身の足りない所を素直に認め、その上で自身の夢に対してどう立ち向かっていくのか?

夢への第一歩は、自分の思い描いたものじゃなかったかもしれない。
信じてやり続ければ夢が叶うなんて事も無いかも知れない。

確かなことは、何もしなければ何も始まらないって事と、進み続ければ開く道がもしかしたらあるかも知れないって事です。そんな不確かなことの為に頑張れないっていうならそれまでだし、マイクとサリーは頑張り続けたって事です。

■マイクワズオスキーの何が素晴らしいのか?
彼はどんな逆境だろうと、次の一手を常に考え行動に移します。

普通だったら、もうダメだっと諦めて腐りそうな絶望的な時ですら次へと繋がるかもしれない手を考え行動に移すのです。

そのアイデアと行動力はまさに驚異的です。

2013年1月4日金曜日

メリダとおそろしの森 

■評価
3/10
Pixarじゃないって言うなら、5/10でも良い。

Pixar作品として見るとかなり程度の低い作り。
ぶっちゃけ脚本があんまりです。

■色々な雑感
声優にAKBのメンバーが起用されたということで、公開前から良い評判を聞きませんでしたし、公開されてからもPixar映画であるに関わらずあんまりな興行成績だったようです。

でもまーPixar映画ですし。それなりの期待をもって鑑賞に当たりました。
ですが、こりゃ声優がどうとかって問題ではなく、映画として普通に残念な分類かと思われます。
そこにさらに、AKBと言う残念要素が加わり日本では残念な結果になった模様。

■脚本が本当に酷い
にわかにPixar映画とは信じられない。
全体的なシナリオの流れはゴクゴク一般的な王道なのですが、それに至るまでの細かい伏線であったり設定であったりが恐ろしく雑で、各種要素各々に納得できる要素を見出すことが最後まで来ませんでした。(キャラクター達の魅力も過去作に比べると誰一人として魅力的ではなかった)

■伝承を用いたシーンへの疑問点
日本語訳にて”鬼火”とされるモノが主人公を導くシーンが随所に描かれるのですが・・・。(恐らく、ウィルオウィスプと思われる)
これに対する説明と言うか、説得力が極めておざなりなのが気になりました。

また、神秘的な場所としてストーンヘンジ的な建造物が描かれたりもしているのですが、作品中を通して何の意味付けもされておらず、何となくの雰囲気でしかない。っという雑な使いかもたもどうなの?っと、、、

また、魔女に望みの対価として払ったネックレスなど、本来何らかの意味を持っていそうなものが結局意味が無さそうだった点等々とにかく雑です。

伏線を色々張ったものの監督交替諸々で適当な事になったのか?っと勘ぐりたくなります。

■Pixarも斜陽なのか?
上記した点は、一般的な映画の完成度としてみるとそれほど大して問題点ではないのですが、これはPixar作品なわけです。

Pixarと言えば、脚本やキャラクタ設定を数年かけて煮詰めていく。っとかってんで有名だったかと思うのですが、、、今作はその点で言うといったいどうしたんだろうか?と。てか今作も煮詰めたの?としたら、Pixarもとうとう終わりの日が来たのかな?ってな印象です。

2012年4月26日木曜日

【映画】ランゴ

■おすすめどは?
オススメです。
気楽に楽しめる映画ですし、考えようによっては深いストーリーです。

子供が観ても、大人が観ても楽しめる映画です。

■前説
カメレオンの主人公をジョニー・デップが声優しています。
ファンならオリジナルで観ると最高にニヤニヤ出来ること請け合いの作品なのですが、、、
子供と鑑賞するなら難しいですね(苦笑

監督がパイレーツのゴア・ヴァービンスキー氏。

ゴア監督だけあって、シーン展開やカット割等見ていて迫力満点で痛快です。
DVD等に収められている完全版で鑑賞すると少し長い映画ですが、長さの割りに飽きることなく見ることができます。

音楽も最高です。

■映画の概要
孤独なカメレオンが突如大自然(しかも砂漠)へ投げ出され、生きる為に砂漠の町へと身を寄せる。
町ではハッタリかまして数多の武勇伝をうそぶいた所、英雄を渇望していた町の人々から信頼を得ることに成功。

渇望していた仲間にランゴは調子付くのだが、町には暗い陰謀の影が・・・

ってな感じで凡百の西部劇をパロディと言うかオマージュしたような内容です。
所謂王道的なシナリオ展開ですので、意外性は薄いですが安定した面白さです。

要所要所で”マリアッチふくろう”と言う4匹のフクロウ楽団が挿入歌やBGMを奏でるのですが、これがまたとってもステキです。

■総括
脚本、演出、美術、音楽、、、どれをとっても高品質です。

至高の映画とはいきませんが、割とオススメな映画です。

2012年4月24日火曜日

【映画】スマーフ

日本でもかつて企業広告として用いられたことがあるキャラクターであるスマーフを題材にした作品です。

何でもスマーフをもともと知っている層には色々苦言を呈したくなる点が多いようで、海外映画批評では軒並み低スコアだったそうです。

が、内容としては典型的なドタバタ喜劇で、海外の子供からの評価は高いようです。
事実我が子の反応もスコブル良かったです。

CGと実写の混成という、映画としては魅力が減退しがちなジャンルですが、俳優との絡みはギリギリ許容範囲だと思います。

典型的な子供映画で、子供映画としてはススメの部類です。

2012年4月16日月曜日

イースターラビットのキャンディ工場

イルミネーション・エンターテインメント(怪盗グルーの月泥棒)製作の新作と言うことで、公開前から気になっていた作品だったのですが、邦題が原題(Hop)と全く違った為、かなり前からレンタルに並んでいたにも関わらず気づいておりませんでした、、、、

で、たまたま今作を借りてみたところ、オープニングでの制作会社ロゴで「ナニ!?」っと場違いな大きなリアクションをするはめとなりました。

■前説
気になっていた作品とは言え、実は今作CGアニメと実写の融合モノでして、過去のこの手の作品から推察するに期待値は低めに見積もらざる得ない感じでした。

故にそれ程内容に期待していたというわけではないのですが、この手の映画にしてはまずまずの映画であることは間違いないかと思います。

実写とCGアニメとの絡みで生じる違和感は8割方何とか許容範囲です。

■コメディとして及第作品
パッとしない主人公が少年ではなく良い年した成年ってのはどうなんだろうな?っと言う疑問を感じないかと言うと嘘になりますが、、、
まー良作の部類です。

マストでオススメとはいきませんが、子供にみせる映画で候補が無いって時にはそこそこオススメです。

2012年4月14日土曜日

【映画】マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」が私にとってかなり高評価な映画であった為、今作の存在を知った時は並々ならぬ興奮を覚えてしまい、マストでレンタルしてきて鑑賞したわけなのですが・・・。

前作のノリを期待していただけに、正直映画開始5分でゲンナリし、15~30分で苦痛となって以降適当に流し観となってしまいました・・・。

ガッカリです。

所謂120%のコメディ路線で、「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」にあったテイスト等微塵も感じさせないどころか壊している部分があるほどです。

映画の存在を知ってしまった以上、観ずには居れなかったのですが、これほどに観たことを後悔した映画は久しぶりでした。

残念です。

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を観たことがないという人にとっては、良くある犬のコメディ映画ですので、可もなく不可もない感じです。

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を鑑賞されていて、あの作品に特別な思いを抱かれている人は、この映画を観るにあたって「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」の存在を忘れることが必要です。

【映画】マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

予告を見て何となく気になりレンタルしてみたってのがこの映画との出会いでした。

予告とサブタイトルから、割と軽いコメディ映画なのかな?っと、緩い気持ちでいたのですが、鑑賞して見てビックリです。コメディ色は確かにあるのですが、それほどコメディに傾いてはおらず、とても深みのある良い映画でした。

■夫婦とは?子育てとは?家族とは?
現実的な夫婦生活と子育てと言うものを教えてくれる映画です。
既婚者であり子持ちである私などには、共感できる部分が多く胸をうつシーンが数多くありました。

この辺りのシーン描写の多くは、若い人にはウンザリするものだったり、つまらなく写るかもしれません。ですが、作中の主人公達も力強く述べている通り、想像以上に最低な現実だけど、それでも最高だと思えるモノが家族と言うものにはあるのです。

■おバカな犬が教えてくれたこと
思い返されるマーリーとの思い出の多くは最低のものばかりです。
ですが、それ故なのか家族みんなの記憶に各々が色濃く明確に記憶されています。

家族とはなんなのか?と言う不確かで分かり難い絆をマーリーが灯となって照らしてくれます。

苦しく、嫌なことがウンザリするほど待ち受けている現実だけど、それは同時にかけがえのない輝かしいことだと言うことをマーリーが緩衝材となって教えてくれます。

エンディングに至っては涙無しに見ることは困難です。

2012年3月6日火曜日

【映画】G.I.ジョー

■総評
それなりに面白かったです。
オススメかと言うと、微妙です。
色々と作品を振り返ってみると、ドンドン評価が下がっていく感じの映画でした。

日本が登場するのですが、何故か日本人がわけのわからん言語話してました。

■アクションフィギアが映画に
G.I.ジョーと言えば、ミリタリー物の可動フィギア(玩具)として、それなりに有名でファンも多いそうです。
で、今作はその世界観をベースに作られた模様です。

■登場ガジェットは多彩
軍事オタクの妄想する近未来戦闘装備が多数登場します。

その数はとても豊富で、観ていて興味深かったのですが、豊富ゆえなのか、各々のガジェットに対する接触時間というか、登場時間は僅かで、結果としてどれもこれも中途半端と言うか、”あのガジェット凄かったよね!”的なものが心に残りませんでした。ようするに、ガジェット全般が出オチと言いますか、、、そのガジェットならではの痛快シーンなんて物は皆無でした。

また、科学技術的にそれができるなら、これとかあれができるんじゃねーの?っとついつい色々突っ込みいれたくなる感じも否めませんでした。

■シナリオの話
ザックリした内容は、

”世界を滅ぼしかねない兵器がテロリストに盗まれ使用されようとしている。兵器の奪還と使用の阻止をする為G.I.ジョーが立ち向かう。”

ってな感じです。
敵方に主人公の昔の彼女がいたり、脇役の兄弟弟子が居たりと、複雑な人間模様風な演出はされていましたが、なんとも演出が下手と言うか、なんと言うか・・・。
昔の彼女ネタはX-Men2での要素と被る点があるわけですが、X-Men2と比べるとその魅せ方のダメダメさに閉口を禁じ得ません。

■雑感
ご都合主義の”俺達ヒーロー!ヒャッハー!”ってな頭の中お花畑全開な展開はステキなのですが、その割には後味悪いと言うか、2出す気満々な終わり方には、なんだかなと思いました。

鑑賞後に色々考えてみると突っ込みたい点が多数ありましたが、アクションシーンはそれなりに派手ですので、ポップコーン食べながらダラダラ見るには最適な映画なのかもしれません。

第2作目が間もなく公開らしいですが、今作を観た限り個人的にはサッパリ観たいと思いません。

2012年3月5日月曜日

【映画】ウォッチメン【レビュー】

■総評
長いです。2時間42分もあります。

全体的な映画としての完成度は上々です。
派手さには乏しいですが悪くはありません。

挿入歌や、シーン各々は印象的と言いますか、インパクトがあるので個人的には長さの割にはだれることなく鑑賞出来ましたが、興味ない人が見る映画ではないと思います。

■シナリオ
いかにもDCコミック原作物って感じの内容で、暗いですw

若干サスペンス調と言うか、ロールシャッハの手記を辿るような作りとなっており、長大な物語を上手いことコンパクトにまとめてると思います。

■ヒーロー達
なかなか癖の在るヒーロー達で、それぞれに異なる個性が光魅力的です。
一部例外はいますが、概ねのヒーロ達は人間の能力の範疇に納まった超人というのも特徴かもしれません。

■雑感
とんでもなく強いヒーローと、通常のヒーロー達との力の落差が激しすぎて、お茶吹きそうになると言うか、一部シーンの展開に、そのトンでもヒーローの力の使い方がおかしくね?ってな疑問も禁じ得ませんが、、、まーアメコミですし。細かいことは気にしてはいけないのでしょう。

キツメの残忍なシーン描写や、濃厚な濡れ場シーンもあったりするので、子どもには魅せられない感じの映画です。面白い部類の映画ではあると思いますが、長いのでオススメはしませんし、ヒーロー物映画で対象年齢高目の映画ってのを受け入れる土壌が日本にはない気がしました。

2012年3月4日日曜日

【映画】デアデビル レビュー

■総評
割と面白かった。
デアデビルの特性を鑑賞者に分かりやすく伝えようとする映像技巧は、ファンとしてはたまらない演出なのですが、ちょっとシーンがわかり難いし見辛かったです。

デアデビルと聞いて「なにそれ美味しいの?」と思ってしまう人にはあえてオススメできません。



■概要
日本ではかなりマイナーなアメコミヒーローかと思いますが、マーベルコミックを原作に持つキャラクターです。

目が見えない代わりに、その他の4感能力が飛躍的向上し超人となった主人公が一人で悪を懲らしめるってな内容の物語です。


■ストーリーについて
ストーリーとしては可もなく不可もなくって感じです。
映像技術や、アクション面では昨今の映画に若干劣る気がしますが、マイティ・ソーやキャプテンアメリカと比べると映画としてはずっとお面白いです。

ただし、全体的に暗いと言いますか、爽快感を求める内容の映画ではなく。
救われたのか救われてないのかってな、ちょっとブルーな終わり方ですので、数多在る映画の中から今作をチョイスして観る価値がどれほどあるかは微妙です。

2012年2月27日月曜日

X-MEN ファーストジェネレーション

■個人的評価
超オモシロイ。
マグニートとプロフェッサーXの関係性がとても心に刺さる。
二人が袂を分かつシーンはとても印象的。

X-Menシリーズ好きなら必須で観るべきです

■ドラマが良い
やっぱりこのシリーズはドラマが良い。

ミュータントと人間との間で生じる様々な軋轢によって、各登場人物に深いドラマがあり、そのバックグラウンドを抱えつつ大きなテーマに挑む為、1シーンから様々な側面を汲み取ることができます。
その為、1コマ1コマも印象的なのですが、シーン事態がとても重厚です。

また、当時の時事ネタをシナリオの中核に据える事で、一見トンデモなフィクション作品であるX-Menにリアリティを持たせる手法は素晴らしいの一言です。

■アクションはドハデ
笑っちゃうほどにアクションは派手というか、壮大で。
あまりの超絶能力に見惚れてしまいます。

■相変わらずの力技
続編となる過去作との整合性なんてまるで気にせず、ただこの作品が面白くなればと思うことを力の限り詰め込んだんだろうなって感じがとってもステキです。

そういった整合性の取れてなさや、設定の改変ひっくるめて楽しむ映画だと思います。
細かいこと気にする人には色々難癖つけたくなる映画かもしれません。

【映画】マイティ・ソー【レビュー】

■個人的評価
クッソツマラン部類の映画

盛り上がりポイントがサッパリ分からなかった。
アクションシーンはドハデではあるんだけど、1シーンとしてではなく、1コマ1コマで魅せる感じの作りで正直退屈。

■設定にはニヤニヤ出来た
アメコミ好きの私としては、設定にニヤニヤできましたが、それだけでした。

■シナリオがサッパリおもんない
アベンジャーの繋ぎとしてはマストな作品ではアルと思うのですが、サッパリ面白くなかったです。
アベンジャーへの繋がりだけを楽しみに見る映画と言って良いでしょう。

ただ正直アベンジャーのデキが心配になってきました・・・。

【映画】キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー【レビュー】

■個人的評価
シナリオはキャプテンアメリカと言う特性”超人的能力はなにもない”とか、その存在意義を知っていればかなり楽しめる。

が、予想通りアクションは今の時代にあっておらずどれも退屈。
テンポは悪くないがX-MEN等と比べると地味。

映画としてはクッソツマラン部類

■キャプテンアメリカとは?
この映画の宣伝で初めて「キャプテン・アメリカ」と言う存在を知った人も多いのではないかと思います。

特別優れた超能力があるわけではなく、高潔の象徴といった趣が強く、アメコミヒーローの中では特別な存在であり、奇異な存在です。日本で言えばのらくろ的な存在に近い気がします。日本は敗戦国ですからのらくろは負の存在ですが、勝戦国であるアメリカではそのまま威光を継続しているってな感じですかね?

アメコミの他キャラクターと比べるなら、ウルヴァリンと大局に在る存在と言って良いでしょう。

■設定にニヤニヤする映画
キャプテンアメリカの誕生に至る様々なエピソードをニヤニヤして楽しむ以外に、面白みを見出させませんでした。

劇中にはそれなりのロマンスが描かれており、少しヤキモキしたりはかなさを感じたりの要素があるのですが、余韻にドップリと浸るには展開が速いので1シーン1シーンが淡白と言いますか、ブツ切れに感じられ、難しいかんじです。

■美術は素晴らしい
映画セットとか、装備、ガジェット諸々は超カッコイイです。
ブツ切れの1コマ1コマがとても印象的でした。
裏を返すと1シーンでは全く記憶に残らない映画です。

2011年9月5日月曜日

【映画】 コララインとボタンの魔女

3D版がメインらしいのだが、そちらは見ていない。
色々な方の話を散見するにすこぶる評判は良いようだ。
以下2D版のお話、、、、

■ナイトメア・ビフォア・クリスマスの片鱗を感じられる作品

監督はあの偉大なる傑作「ナイトメア・ビフォア・クリスマス(以下NMBC)」のヘンリー・セリック氏。
NMBCはティム・バートンの原案・デザインの作品であり、ティム・バートンの出世作として世に知られている為、監督のヘンリー・セリック氏の影が薄いのですが(題名が度々「ティム・バートンのNMBC」となっている)、今作「コララインとボタンの魔女」を観ればNMBCの息吹はヘンリー氏無しには成り立たなかったのだと、痛感させられました。

この作品にはあきらかに、ティム・バートン氏の「コープス・ブライド」には無かった禍々しさと、得体のしれない毒があります。

■ティム・バートンのコープス・ブライドに不満を持った方ならときめく事間違いなし

アマゾン等のレビューをみるに、「コープス・ブライド」は大絶賛する方が多いようですので、私のように不満をもたれた方は少ないのかもしれませんが、NMBCと比べて何か物足りない。満たされない。と感じた方は是非鑑賞して欲しいです。

「コララインとボタンの魔女」には、NMBCで感じられた独特の禍々しさと美しさがあります。
私が最近のティム・バートン作品に感じていた、映像やアートとしては美しいし、素晴らしいのだけれど何か物足りない。”何か”を鋭く指摘されたようでハッとなりました。

■子どもは映像に釘付け

うちの子供はNMBCが大好きなのですが、「コープス・ブライド」の反応は非常に鈍かったです。
ところが、今作「コララインとボタンの魔女」を鑑賞するに当たっては、カップ・アイスを食べながらの鑑賞だったのですが、アイスがドロドロに溶けてしまう程に画面に釘付けでした。

ストーリーの大まかな内容をザックリ紹介すると、「お菓子上げるよ」っと知らない優しそうな人に声を掛けられてホイホイついて行ったら大変な目にあうよ!?

っと言った感じのものですので、子どもには良い薬になったかもなとほくそ笑んでおります(苦笑
鑑賞後、母親にギューっと抱きついておりました(笑

2011年8月15日月曜日

【映画】ウルヴァリン X-MEN ZERO

ゲームは既にプレイ済みですが、映画をようやく今頃見ることが出来ました・・・w

ぃゃぁ~面白い。痺れた。
原作の「ウェポンX計画」が面白いだけに、ストーリーは最高な上に、過去のMarvel作品の知識があると、設定のブッ飛び具合に終始ニヤニヤしてしまうこと必至ですwwww

なんも考えずにボーっと見るには、序盤の展開が重たいかもしれません。
後半の布石としては必要なシーンの数々なのですが、アクションを期待している人には退屈な能書に聞こえるかもしれません。

■X-MEN好きにはタマラナイ演出多数

個人的に一番お茶吹きそうになったのは、セイバートゥースとウルヴァリンが兄弟って事になってたことですね・・・w
もぅ後づけ設定ココに極まりっつーか、流石アメコミです。

面白けりゃコマケェーコトハイインダヨ!!

そんな日本では先ずありえないこの強引な展開に対しては
「そこがしびれるあこがれる」
ですww
こんな事したら日本では原作レイプだなんだと非難轟々でしょうが、アメコミではデフォです。
過去を知るのは大事ですが固執していけません(キリ
まぁある意味セイバートゥースの異常なウルヴァリンへの執着理由が説明できたと言えなくもないし、微妙に被ってる能力等の説明が一挙についたとも言えて、なぜ早い段階でこういう事にしなかったんだと思えなくも無いですが。

因みにX-MENでもセイバートゥースは出ていますw
評判スコブル悪くてファンの間では黒歴史化してるみたいですw

とんでもな展開や設定にワクワクした反面、残念な部分も幾つかありました。
例えば今作ではエマ・フロストが出ると言うので注目していた方多かったと思うのですが、かなりぞんざいな扱いにずっこけてしまいました・・・w

プロフェッサーXは例の気持ち悪いテクノジーにて若作り加工されてチラッと出てきますが、ストライカーの俳優さんはX-MENとは違う人でした。まー今作ではチラッと出るってレベルじゃないキーパーソンですから諸々難しかったのかな?

■ウルヴァリンの物語

余談はさておき、メインストーリーである今作でのウルヴァリンの哀愁は半端ないです。
ウルヴァリンと供に悲しみ泣けますし、怒りに震えることが出来ます。
ウルヴァリンって本当に魅力的なキャラクターです。