2013年1月4日金曜日

メリダとおそろしの森 

■評価
3/10
Pixarじゃないって言うなら、5/10でも良い。

Pixar作品として見るとかなり程度の低い作り。
ぶっちゃけ脚本があんまりです。

■色々な雑感
声優にAKBのメンバーが起用されたということで、公開前から良い評判を聞きませんでしたし、公開されてからもPixar映画であるに関わらずあんまりな興行成績だったようです。

でもまーPixar映画ですし。それなりの期待をもって鑑賞に当たりました。
ですが、こりゃ声優がどうとかって問題ではなく、映画として普通に残念な分類かと思われます。
そこにさらに、AKBと言う残念要素が加わり日本では残念な結果になった模様。

■脚本が本当に酷い
にわかにPixar映画とは信じられない。
全体的なシナリオの流れはゴクゴク一般的な王道なのですが、それに至るまでの細かい伏線であったり設定であったりが恐ろしく雑で、各種要素各々に納得できる要素を見出すことが最後まで来ませんでした。(キャラクター達の魅力も過去作に比べると誰一人として魅力的ではなかった)

■伝承を用いたシーンへの疑問点
日本語訳にて”鬼火”とされるモノが主人公を導くシーンが随所に描かれるのですが・・・。(恐らく、ウィルオウィスプと思われる)
これに対する説明と言うか、説得力が極めておざなりなのが気になりました。

また、神秘的な場所としてストーンヘンジ的な建造物が描かれたりもしているのですが、作品中を通して何の意味付けもされておらず、何となくの雰囲気でしかない。っという雑な使いかもたもどうなの?っと、、、

また、魔女に望みの対価として払ったネックレスなど、本来何らかの意味を持っていそうなものが結局意味が無さそうだった点等々とにかく雑です。

伏線を色々張ったものの監督交替諸々で適当な事になったのか?っと勘ぐりたくなります。

■Pixarも斜陽なのか?
上記した点は、一般的な映画の完成度としてみるとそれほど大して問題点ではないのですが、これはPixar作品なわけです。

Pixarと言えば、脚本やキャラクタ設定を数年かけて煮詰めていく。っとかってんで有名だったかと思うのですが、、、今作はその点で言うといったいどうしたんだろうか?と。てか今作も煮詰めたの?としたら、Pixarもとうとう終わりの日が来たのかな?ってな印象です。

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