予告を見て何となく気になりレンタルしてみたってのがこの映画との出会いでした。
予告とサブタイトルから、割と軽いコメディ映画なのかな?っと、緩い気持ちでいたのですが、鑑賞して見てビックリです。コメディ色は確かにあるのですが、それほどコメディに傾いてはおらず、とても深みのある良い映画でした。
■夫婦とは?子育てとは?家族とは?
現実的な夫婦生活と子育てと言うものを教えてくれる映画です。
既婚者であり子持ちである私などには、共感できる部分が多く胸をうつシーンが数多くありました。
この辺りのシーン描写の多くは、若い人にはウンザリするものだったり、つまらなく写るかもしれません。ですが、作中の主人公達も力強く述べている通り、想像以上に最低な現実だけど、それでも最高だと思えるモノが家族と言うものにはあるのです。
■おバカな犬が教えてくれたこと
思い返されるマーリーとの思い出の多くは最低のものばかりです。
ですが、それ故なのか家族みんなの記憶に各々が色濃く明確に記憶されています。
家族とはなんなのか?と言う不確かで分かり難い絆をマーリーが灯となって照らしてくれます。
苦しく、嫌なことがウンザリするほど待ち受けている現実だけど、それは同時にかけがえのない輝かしいことだと言うことをマーリーが緩衝材となって教えてくれます。
エンディングに至っては涙無しに見ることは困難です。
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