2012年2月27日月曜日

【映画】キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー【レビュー】

■個人的評価
シナリオはキャプテンアメリカと言う特性”超人的能力はなにもない”とか、その存在意義を知っていればかなり楽しめる。

が、予想通りアクションは今の時代にあっておらずどれも退屈。
テンポは悪くないがX-MEN等と比べると地味。

映画としてはクッソツマラン部類

■キャプテンアメリカとは?
この映画の宣伝で初めて「キャプテン・アメリカ」と言う存在を知った人も多いのではないかと思います。

特別優れた超能力があるわけではなく、高潔の象徴といった趣が強く、アメコミヒーローの中では特別な存在であり、奇異な存在です。日本で言えばのらくろ的な存在に近い気がします。日本は敗戦国ですからのらくろは負の存在ですが、勝戦国であるアメリカではそのまま威光を継続しているってな感じですかね?

アメコミの他キャラクターと比べるなら、ウルヴァリンと大局に在る存在と言って良いでしょう。

■設定にニヤニヤする映画
キャプテンアメリカの誕生に至る様々なエピソードをニヤニヤして楽しむ以外に、面白みを見出させませんでした。

劇中にはそれなりのロマンスが描かれており、少しヤキモキしたりはかなさを感じたりの要素があるのですが、余韻にドップリと浸るには展開が速いので1シーン1シーンが淡白と言いますか、ブツ切れに感じられ、難しいかんじです。

■美術は素晴らしい
映画セットとか、装備、ガジェット諸々は超カッコイイです。
ブツ切れの1コマ1コマがとても印象的でした。
裏を返すと1シーンでは全く記憶に残らない映画です。

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