2013年8月28日水曜日

The Bureau: XCOM Declassified 批評

■ゲーム性に関する雑感
要するにBrothers in Armsシリーズ(以下BIA)的なゲームです。
SFな世界観と、リアルよりの二次大戦と言う雰囲気というか、世界観は全く違いますが、やろうとしてることは凡そ同じです。

で、ぶっちゃけストラテジー・ゲームとしてはBIAの方が面白いかなー?っと感じました。

今作のAIが敵はそこそこなんですが、仲間がかなり残念だってのと、分隊として組み込めるのが自分と仲間二人の合わせて3人しか居ないってのはかなり残念な感じです。せめて兵科全種一人は連れて行ける数が欲しかったかなと思います。(バランス調整とか負荷だとか諸々あるのは重々承知なんですが、残念と言わざるをえません)

■圧倒的なビジュアルと世界観
ビジュアルと言うかアートワークといいますか、世界観や雰囲気作りは圧巻です。

Bioshockから派生したこの手の過去の世界とSFの融合した世界観ってのはなんだか知らないけど色気があるといいますか、ダサカッコイイと言いますか、CG何て無かった頃の007映画的なスケールがあって良いですね。

少々ゲームプレイが面白くなかったとしても、私なんかはこの圧倒的な世界観を堪能出来たってだけで料金分の満足は得られた感じです。
おっさん的にはこのダサカッコイイ宇宙服がツボでした
■プレイ時間
難易度イージーでキャンペーンクリア時間は13時間弱でした。
全部のミッションに手を出した気でいたのですが、どこかで漏れがあったようです。

高難易度でプレイすると全滅することも多いでしょうから、15時間とかかかるのかな?

■総括
シナリオは個人的には面白かったですが、好みが分かれるかな~っと言う内容です。
比較的好意的な私ですら、激しく嫌悪するポイントがあります。

ぶっちゃけマストでプレイすべき優良ゲームって感じではないです。
XCOMにそれなりに思い入れのある人意外が手を出すと、高い確率で火傷するかと思われます。
逆に思い入れがありすぎる人にとっては、”こんなのXCOMじゃねー!”っと激昂する恐れがあったりするので、かなり微妙な立ち位置のゲームです。

アートワークとして、個人的にはとても楽しませて頂きましたが、万人にはオススメしがたい感じです。

メタクリ評価平均が70を割っているようですが、残念ながら異論は無い感じです(苦笑


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