2013年8月8日木曜日

Spec Ops: The Line 批評

■シナリオ評価に偽りなし
海外のレビューサイトにて、軒並みの高評価を得ているシナリオは圧巻です。

各所で話題に上っていますが、選択を迫られる局面での緊張感はプレイヤーにもバシバシ伝わってきます。

■ミリタリーシューターゲームでの行動を考えさせられる内容
白リン弾によって引き起こった地獄絵図
恐らく、このゲームにおいての最大のハイライトはここだと思う。
白リン弾によって巻き起こる凄惨な光景は目を覆いたくなります。

ある種の兵器を使うことで巻き起こる結果ってものをここまで突き刺さる形で描いたゲームってのはかつて無かったんじゃないかなっと思います。

ただ、、、白リン弾の焼夷能力ってこんなに高いものじゃないはずなので、ちょっとドラマチックに描きすぎなんじゃっと若干思いました。これじゃまるで原爆・・・。

■イマイチなゲーム性
上記した、白リン弾が超兵器化してる問題はさておき、シナリオ全体としては非常に優れているだけに、もうちょっと豊富な選択肢による展開ってのがあっても良いのになーっと思わんでもありませんでした。

まー、何をどう選択しても、何一つ良い方向に転ばないって言うのが、ある種今作の醍醐味といえばそうかな?って気もするので、それもありっちゃありなのかも知れませんが、わだかまりは残ります。

■エンディングについて
上記した選択肢による展開が、唯一反映されるのがエンディングです。

全部で4つのパターンがあるようです。

最終章である第15章は、大混乱な内容です。
私は頭悪いのでサッパリ内容を理解できません。
一体何がどうなったというのでしょうか?

以下サイトにて詳しい解説が成されており、私は大変助かりました。
http://seiryu.or.tv/3dtps/Spec_Ops_Line/Spec_Ops-story.html


■買いなのかは解らない
シナリオクリアまでの所要時間は驚きの4時間でした(笑

確かにシナリオは圧巻ですし、リプレイしてみたくなる内容であることは間違いありません。

ミリタリーシューターが好きな方には是非一度はプレイをオススメしたいのですが、総合的なパフォーマンスを見るに、オススメして良いのか判断が難しいところです。

マルチプレイは行っていませんが、内容的にかなり残念なモノらしく、シングル専と言って良いでしょう。

Steamなんかのセールで$5USD以下なら考えても良いかもしれません。

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