2012年4月26日木曜日

【映画】ランゴ

■おすすめどは?
オススメです。
気楽に楽しめる映画ですし、考えようによっては深いストーリーです。

子供が観ても、大人が観ても楽しめる映画です。

■前説
カメレオンの主人公をジョニー・デップが声優しています。
ファンならオリジナルで観ると最高にニヤニヤ出来ること請け合いの作品なのですが、、、
子供と鑑賞するなら難しいですね(苦笑

監督がパイレーツのゴア・ヴァービンスキー氏。

ゴア監督だけあって、シーン展開やカット割等見ていて迫力満点で痛快です。
DVD等に収められている完全版で鑑賞すると少し長い映画ですが、長さの割りに飽きることなく見ることができます。

音楽も最高です。

■映画の概要
孤独なカメレオンが突如大自然(しかも砂漠)へ投げ出され、生きる為に砂漠の町へと身を寄せる。
町ではハッタリかまして数多の武勇伝をうそぶいた所、英雄を渇望していた町の人々から信頼を得ることに成功。

渇望していた仲間にランゴは調子付くのだが、町には暗い陰謀の影が・・・

ってな感じで凡百の西部劇をパロディと言うかオマージュしたような内容です。
所謂王道的なシナリオ展開ですので、意外性は薄いですが安定した面白さです。

要所要所で”マリアッチふくろう”と言う4匹のフクロウ楽団が挿入歌やBGMを奏でるのですが、これがまたとってもステキです。

■総括
脚本、演出、美術、音楽、、、どれをとっても高品質です。

至高の映画とはいきませんが、割とオススメな映画です。

2012年4月24日火曜日

【映画】スマーフ

日本でもかつて企業広告として用いられたことがあるキャラクターであるスマーフを題材にした作品です。

何でもスマーフをもともと知っている層には色々苦言を呈したくなる点が多いようで、海外映画批評では軒並み低スコアだったそうです。

が、内容としては典型的なドタバタ喜劇で、海外の子供からの評価は高いようです。
事実我が子の反応もスコブル良かったです。

CGと実写の混成という、映画としては魅力が減退しがちなジャンルですが、俳優との絡みはギリギリ許容範囲だと思います。

典型的な子供映画で、子供映画としてはススメの部類です。

2012年4月16日月曜日

イースターラビットのキャンディ工場

イルミネーション・エンターテインメント(怪盗グルーの月泥棒)製作の新作と言うことで、公開前から気になっていた作品だったのですが、邦題が原題(Hop)と全く違った為、かなり前からレンタルに並んでいたにも関わらず気づいておりませんでした、、、、

で、たまたま今作を借りてみたところ、オープニングでの制作会社ロゴで「ナニ!?」っと場違いな大きなリアクションをするはめとなりました。

■前説
気になっていた作品とは言え、実は今作CGアニメと実写の融合モノでして、過去のこの手の作品から推察するに期待値は低めに見積もらざる得ない感じでした。

故にそれ程内容に期待していたというわけではないのですが、この手の映画にしてはまずまずの映画であることは間違いないかと思います。

実写とCGアニメとの絡みで生じる違和感は8割方何とか許容範囲です。

■コメディとして及第作品
パッとしない主人公が少年ではなく良い年した成年ってのはどうなんだろうな?っと言う疑問を感じないかと言うと嘘になりますが、、、
まー良作の部類です。

マストでオススメとはいきませんが、子供にみせる映画で候補が無いって時にはそこそこオススメです。

2012年4月14日土曜日

【映画】マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」が私にとってかなり高評価な映画であった為、今作の存在を知った時は並々ならぬ興奮を覚えてしまい、マストでレンタルしてきて鑑賞したわけなのですが・・・。

前作のノリを期待していただけに、正直映画開始5分でゲンナリし、15~30分で苦痛となって以降適当に流し観となってしまいました・・・。

ガッカリです。

所謂120%のコメディ路線で、「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」にあったテイスト等微塵も感じさせないどころか壊している部分があるほどです。

映画の存在を知ってしまった以上、観ずには居れなかったのですが、これほどに観たことを後悔した映画は久しぶりでした。

残念です。

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を観たことがないという人にとっては、良くある犬のコメディ映画ですので、可もなく不可もない感じです。

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を鑑賞されていて、あの作品に特別な思いを抱かれている人は、この映画を観るにあたって「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」の存在を忘れることが必要です。

【映画】マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

予告を見て何となく気になりレンタルしてみたってのがこの映画との出会いでした。

予告とサブタイトルから、割と軽いコメディ映画なのかな?っと、緩い気持ちでいたのですが、鑑賞して見てビックリです。コメディ色は確かにあるのですが、それほどコメディに傾いてはおらず、とても深みのある良い映画でした。

■夫婦とは?子育てとは?家族とは?
現実的な夫婦生活と子育てと言うものを教えてくれる映画です。
既婚者であり子持ちである私などには、共感できる部分が多く胸をうつシーンが数多くありました。

この辺りのシーン描写の多くは、若い人にはウンザリするものだったり、つまらなく写るかもしれません。ですが、作中の主人公達も力強く述べている通り、想像以上に最低な現実だけど、それでも最高だと思えるモノが家族と言うものにはあるのです。

■おバカな犬が教えてくれたこと
思い返されるマーリーとの思い出の多くは最低のものばかりです。
ですが、それ故なのか家族みんなの記憶に各々が色濃く明確に記憶されています。

家族とはなんなのか?と言う不確かで分かり難い絆をマーリーが灯となって照らしてくれます。

苦しく、嫌なことがウンザリするほど待ち受けている現実だけど、それは同時にかけがえのない輝かしいことだと言うことをマーリーが緩衝材となって教えてくれます。

エンディングに至っては涙無しに見ることは困難です。