■結論
面白いし、お勧めもしたいが、何かが欠落してるゲーム。
PS2等の1世代前ゲーム機でこれが出ていたなら、大傑作として人々の記憶に残ったのだろうと思います。
映像 4/5
演出 3/5
ヴォリューム 3/5
総評 3/5
■ゲームとしての感触は凄く良い
パッと見の感覚は凄くいい。
スーツの能力を使って、高速スライド移動、スローモーションモード等を駆使でき、パワー残量を気にしながら高速にスタイリッシュに決められるのは流石プラチナゲーム作品って感じです。
んだけど、TPSと言うジャンルをベースにして居るだけに、他のTPS(シューター)ゲーとどうしても比べてしまい、不満点が出てくるのは否めない。
■格闘の仕様。テメェーハダメダ
個人的に一番ムカついたのが、格闘攻撃の仕様。
一発殴ったらオーバーロードしてしまい連続で複数体を殴れないうえに、一撃で倒せるかというとそんなことも無いと言う、、、
なんでこんな仕様にしたのか理解できなくもないけれど、ちょっと酷いと思う。
この仕様にした理由は恐らく、スローモーション機能などを織り交ぜて使えば、格闘無双が出来てしまうんじゃないか?と言う事を危惧してのものだと思う。
でもさー・・・。もっと他にバランスのとりようがあるでしょうよ・・・w
他FPS、TPSでそんなバランス付けしてるゲームってある?
Crysisがゲームコンセプト的に近いと思うんだけど、Crysisがオーバーロードするのは、透明状態で自身が発砲した際と言うリスクとリターンのバランスが絶妙だったし、リスクに対する納得もいったけど、、、今作のリスクとリターンのバランスに関しては全く納得がいかない。
■銃の仕様全般がウザイ
銃の仕様は本当に最悪。
気に入った銃をズット使い続けると言う事がこのゲームでは出来ない。
何故なら、弾薬補充をするにはその銃を見つけないと弾薬補充できないからだ。
当然ながら、銃は随所に全種類置いてあるわけでは無く、特にDLCの武器に関しては滅多にお目にかからないので、使えるチャンスがさほど無い。
一般的なFPS、TPSならまーそれでもいっか・・・とおもう。が、このゲームでは武器のレベルアップと言う仕様も存在しており、そのやり方というのが、弾がいっぱいの状態の銃で新しい銃を取得するとレベルが上がるというもの。
弾補充の仕様もあいまってウザイってもんじゃねー。
結局複数種類の銃があるにもかかわらず使える銃はよく出るアサルトとヘビーマシンガンってな事に、、、、
他FPS、TPSでよくある実弾パック、エネルギーパック、ロケランパック、、、の様な仕様を取り入れてくれれば、もっと広がったんじゃないのかと思わずには居れない。
■結論
アクション要素が強く、他FPS、TPSでは得られない至極の体験がある事は間違いないのに、何だか色々残念です。
結局のところ、TPSと言うジャンルに対して不勉強なんじゃ?と思ってしまう部分が随所にあって撃ち合いと言う楽しさが、あんまり感じられなかった。
とは言えプラチナゲーム開発ですから完成度は高いです。やる価値はあります。特別お勧めはしませんが。
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