2011年1月17日月曜日

Tom Clancy's EndWar レビュー

アメリカ軍にて第三次世界大戦をクリアした感想です。
前もって言っておくと、辛口にならざる得ない。と言うのが率直な感想です。


・グラフィック 3/5
・シナリオ 2/5
・操作性 2/5
・システム 2/5

・総評 2/5


UBIゲーだけに、他にはないオンリーワン的な光る部分が常にあるのですが、そんな暖かい気持ちを容易に吹き飛ばして余りある糞な部分が随所に溢れています。

特に決定的にダメなのは、WMDと言うルールです。
このゲームを批評して居る人の多くが共通してこの項目を挙げているかとは思いますが、これが全てを台無しにして居るように思います。

WMDとは、範囲内の部隊を一瞬にして破壊することの出来るチートな攻撃手段で、正直使われると激しく萎えます。

この発動条件はUPLINKの占拠数を上回られたチームにWMDの使用許可が下るようです。
使われると、当然コチラの主要メンバーが破壊されますし、UPLINKも破壊されて、一気に不利になります。

つまり、UPLINKを占拠するコンクエのようなルールであるにもかかわらず、占拠しすぎてはいけないという、何とも間抜けな仕様。

結局のところ、安全に戦うには半分のUPLINKを占拠して死守。
敵陣の殲滅に心血を注ぐってな戦法にならざるを得ません。
安全策を取りたくなるもう一つの要因は、部隊にレベルの概念があり、死んでしまうとレベルがリセットされてしまうと言うことです。

部隊に成長要素があり、戦死の概念があるのは良い事だと思うのですが、WMDの仕様のせいでむしろ煩わしい仕様に感じてしまうのが残念です。

また、支持系統がかなり特殊で、細かな移動指示が出来ないのもかなりストレスが溜まります。

システム面に関しては、正直ガッカリです。
じゃーシナリオはトム・クランシーだし素晴らしいのか?
っと言うと、残念ながら今作はツマラナイの一言です。
所々にトム・クランシー・シリーズ出演キャラクターが出てきて、ファンならニヤリとできる部分もあるっちゃありますが、それの為に購入する程の物ではありませんし、第三次世界大戦をモチーフにして居るのに、中国というかアジアが関わっていないのは興醒めです。

また、最終戦闘に勝利しても、結局この戦闘が何だったのかサッパリ解説されることなく終了。
つーか、最終戦闘的な舞台が用意されてませんでした。

ウゥ~~ン・・・。まぁー取り合えずもう少しやって見よう・・・。

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