例の如くキャンペーンレビューのみですのであしからず
■雑多な話
スタンド・アローン(こいつだけで起動する)の拡張パックです。
タイトルにChaos Risingとあるように、今作の主要な敵対勢力はケイオス・マリーンで、その他の勢力はさほど出てきません。
キャンペーンのボリュームは無印の2に比べると随分少ないように感じたのですが、無印からのデータ引継ぎでプレイしたので、もしかしたらそのせいで幾らか仕様が変わっているのかもしれません。
レベル上限は30に引き上げられて、武器防具も増えたそうですが、オプショナル・ミッションはさほど無く、アイテム収集する間も無く終わってしまった。と言うのが正直な感想です。
どういう訳か、2に比べて難易度が高く感じました。(引継ぎでプレイしたせいかもしれませんが)
■無印との違い
大幅と言って良いほどに変わっていて、少々戸惑い、ワクワクしました。
ゲーム性は無印と比べて向上していると思います。
アイテムを拾う際、無印では一括だったのですが、今作ではアイテムにグループ分けがなされており、「回復系アイテム」「攻撃系アイテム」「スペシャルアイテム」の三つ。何を拾っても回復薬を拾えると言う仕様ではなくなっています。逆に無印では拾うことの出来なかった強力なアイテムが拾えるようになっています。
無印では結構好きなようにドンパチできたのですが、今作には様々な行動に対してモラルと言う概念が付きまとう為、良い意味でミッションに緊張感がありました。
ターゲットを守れとか殺せだとかの目的に時間制限があったり、目標を選択する自由があったりして、プレイヤーの行動次第で主人公含むヒーローユニット達はケイオスの誘惑に駆られ堕落してしまいます。
Expendable itemと言う新規のアイテムが登場したのですが、サッパリ使い方が解らず、ラストミッションでようやく使い方を理解して絶望しました・・・。
どうも、アイテムを売る?的な所にドラッグ・アンド・ドロップすれば良いようです。
つまり、使ったら消滅するアイテムな模様。
モラルの値を調整できたりもしますので、もっと早い段階で気づきたかった・・・。
■健在なヒーローバトル
新たなヒーローユニット、ライブラリアンのエフェクトが派手なだけかもしれませんが、無印以上にド派手なバトルが楽しめるように思います。
ケイオスの敵はデカイのが多いですし、数で波状攻撃してくる敵も居ますので、蹴散らす感は無印を超えるかもしれません。
■高潔と堕落
今作では高潔なるスペースマリーンがいかにして堕落と戦うかと言う要素が前面に出ています。
これが良いスパイスになっており、ミッションによっては連れて行くor行かないことで堕落するユニットが居たりするので、無印では固定メンバーに成ったら動かすきっかけの無かったメンバーチェンジに一役買っているように思いました。
また、ミッション中では上記したように様々な付加要素として付きまとう為、ゲーム性の向上を感じました。
チョットまどろっこしいし、面倒ではあるかもしれませんが、個人的にはとてもいい仕様だと思います。
■総括
取りあえず高潔でエンディングを迎えたのですが、堕落エンディングを見るためにもう一度プレイしてみたいなと思ってます。
キャンペーンの長さが微妙に短く感じるのは、リプレイ性を上げるためなのかもしれません。
ラスボス強かったです・・・。無印から通して初めて全滅して負けましたw